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インフルエンザ対策 インフルエンザ予防 ニュース
なるほドリ:新型インフル・学級閉鎖基準緩和はなぜ? /福岡
2009年09月13日(日) |
◆新型インフル・学級閉鎖基準緩和はなぜ? ◇学業や家庭への影響考慮、各教委の基準と整合性も なるほドリ 福岡市教委が2学期から新型インフルエンザへの対応を変えたんだって? 記者 はい。1学期は感染者が1人でも確認されたら学級閉鎖していましたが、市教委は先月26日に2学期からは集団感染とみなされる「感染者が2人以上」に緩和しました。しかし、実際に2学期が始まるとそれでも学級閉鎖が相次いだため、7日以降は「感染や感染疑いの児童・生徒が同一クラスで2割以上」と更に基準を変更しました。 6月に市内で初めて男子中学生の感染が判明した時には、「校内に1人」でも休校になっていたので、かなりの緩和になります。保育所に対しては、原則クラス閉鎖を要請しないことにしました。 Q 福岡市だけなの? A いいえ。県教委や北九州市教委も既に学級閉鎖の基準を見直し、欠席者が「同一学級で2割以上」としています。福岡市が基準を再度見直した理由の一つは「他の市や町の基準と整合性を図る」ためです。 Q どうして緩和するのかな。 A まずは学業への影響です。学級閉鎖が度々発生したり、長引けば、予定している授業数の確保が困難になります。1学期に休校や学年・学級閉鎖した小中校は福岡市内に9校ありますが、1日の授業数を増やしたり、終業式を遅らせた学校もありました。冬休みは短いので、夏休みのように取り戻すのは困難です。児童・生徒にも無理を強いることになります。 Q 家庭の負担も大変だろうね。 A その通りです。特に園児や小学校低学年の児童がいる共働きの家庭は、長期化すると大変です。実際に休校中の小学校では、保護者同士が交代で子供を預け合ったり、県外の親せきに預けたりして仕事との両立に苦心していたそうです。再び流行したら、学校だけでなく、企業も保護者の早退や休みを認めるなどの配慮をすべきでしょうね。 Q 秋から冬になると、いつもインフルエンザが流行するけど大丈夫かな? A 確かに新型の流行だけでなく、季節性との混在も懸念されています。市教委も今後の流行次第では今回の緩和を更に見直すとしています。流行を防ぐために学校に限らず、みんなが手洗い、うがいやせきエチケットを心掛けることが大切です。パニックになる必要はありませんが、なるほドリ君も身近でできる予防を怠らないでね! |