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インフルエンザ対策 インフルエンザ予防 ニュース

季節性インフル、121人に副作用の疑い=昨年度のワクチン接種-厚労省

2009年09月29日(火)

厚生労働省は29日、昨年度、季節性インフルエンザワクチンを接種した人のうち、121人に副作用の疑いが報告されたと発表した。死亡が2人、後遺症が残った人が5人おり、同省は後遺症例の4人について「ワクチン接種との因果関係が否定できない」とした。


インフルエンザワクチンの接種者は年間約4000万~5000万人。メーカーや医師が行う副作用報告は、ワクチンとの関連が明らかでないものも入っているため、同省は死亡、後遺症例についてワクチン接種が原因になったかどうかを検証した。


死亡した2人のうち1人は10歳未満の女児で、接種5日後に意識レベルが低下。脳症を起こし、同7日後に死亡した。もう1人は70代の男性で直腸がんなどの持病があり、接種2日後に呼吸不全となり肺炎を発症、同21日後、がんが影響したとみられるリンパ管炎による呼吸不全で死亡したが、いずれも「情報不足で、因果関係は分からない」とした。


後遺症が残った5人のうち、筋肉に力が入らなくなるギラン・バレー症候群を発症した40~60代の男女3人と、けいれんや運動障害などを引き起こす急性散在性脳脊髄(せきずい)炎になった10歳未満の男児の計4人について、同省はワクチン接種との因果関係を否定できないとした。

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季節性インフル、121人に副作用の疑い=昨年度のワクチン接種-厚労省

2009年09月29日(火)

厚生労働省は29日、昨年度、季節性インフルエンザワクチンを接種した人のうち、121人に副作用の疑いが報告されたと発表した。死亡が2人、後遺症が残った人が5人おり、同省は後遺症例の4人について「ワクチン接種との因果関係が否定できない」とした。


インフルエンザワクチンの接種者は年間約4000万~5000万人。メーカーや医師が行う副作用報告は、ワクチンとの関連が明らかでないものも入っているため、同省は死亡、後遺症例についてワクチン接種が原因になったかどうかを検証した。


死亡した2人のうち1人は10歳未満の女児で、接種5日後に意識レベルが低下。脳症を起こし、同7日後に死亡した。もう1人は70代の男性で直腸がんなどの持病があり、接種2日後に呼吸不全となり肺炎を発症、同21日後、がんが影響したとみられるリンパ管炎による呼吸不全で死亡したが、いずれも「情報不足で、因果関係は分からない」とした。


後遺症が残った5人のうち、筋肉に力が入らなくなるギラン・バレー症候群を発症した40~60代の男女3人と、けいれんや運動障害などを引き起こす急性散在性脳脊髄(せきずい)炎になった10歳未満の男児の計4人について、同省はワクチン接種との因果関係を否定できないとした。

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