来春卒業予定の高校生の就職試験が１６日解禁されるのを前に、青森県と県教委、青森労働局は１５日、新型インフルエンザに感染して試験を受けられない高校生には、別に受験の機会を設けるなどの措置を講ずるよう、県商工会議所連合会（林光男会長）など県内の６団体に要請した。

田村充治教育長は青森市の県商工会館に林会長を訪ね、「新型の流行拡大で、感染した生徒が就職試験を受けられない事態も想定される。その場合は追加試験などで機会を確保してほしい」と要望した。林会長は「会員に配慮するよう周知する」などと答えた。

県教委によると、９月に入って、県内では３高校で学年、学級閉鎖を実施するなど、高校生にも感染が広がっている。

７月末現在で県内の新規高卒予定者のうち就職希望者が２５６９人なのに対し、県内求人数は７３４人。求人倍率は０．２９倍にとどまっている。

田村教育長は「厳しい就職状況の中で、新型インフルエンザで試験が受けられないようなことになると、追い打ちをかけることになる」と説明している。

県商議所連合会のほか、県雇用対策協議会、県経営者協会、青森経済同友会、県中小企業団体中央会、県商工会連合会にも同様の要請を行った。

来春卒業予定の高校生の就職試験が１６日解禁されるのを前に、青森県と県教委、青森労働局は１５日、新型インフルエンザに感染して試験を受けられない高校生には、別に受験の機会を設けるなどの措置を講ずるよう、県商工会議所連合会（林光男会長）など県内の６団体に要請した。

田村充治教育長は青森市の県商工会館に林会長を訪ね、「新型の流行拡大で、感染した生徒が就職試験を受けられない事態も想定される。その場合は追加試験などで機会を確保してほしい」と要望した。林会長は「会員に配慮するよう周知する」などと答えた。

県教委によると、９月に入って、県内では３高校で学年、学級閉鎖を実施するなど、高校生にも感染が広がっている。

７月末現在で県内の新規高卒予定者のうち就職希望者が２５６９人なのに対し、県内求人数は７３４人。求人倍率は０．２９倍にとどまっている。

田村教育長は「厳しい就職状況の中で、新型インフルエンザで試験が受けられないようなことになると、追い打ちをかけることになる」と説明している。

県商議所連合会のほか、県雇用対策協議会、県経営者協会、青森経済同友会、県中小企業団体中央会、県商工会連合会にも同様の要請を行った。