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インフルエンザ対策 インフルエンザ予防 ニュース
新型インフルエンザ:感染防げ! 伊勢崎消防署、オゾン殺菌導入 /群馬
2009年10月03日(土) |
新型インフルエンザの感染拡大に備え、伊勢崎消防署は今月から、オゾン殺菌システム「BT-1システム」を稼働させる。感染症患者の搬送に使った救急車や感染防護服の殺菌消毒を迅速化し、患者数の増加に対応するとともに、消防隊員への感染防止を徹底する狙い。消防署へのオゾン殺菌システム導入は、県内初。 システムは主に、救急車内に持ち込むなどして消毒を行えるオゾン発生器(重さ6キロ)と、手や口、防護服の洗浄に使えるオゾン水生成器(同12キロ)から成る。小型で、簡単に持ち運べるため、他署に移動するなどして使えるのが特徴だ。 同署ではこれまで、救急車の殺菌消毒には、手作業による消毒薬の散布や清拭、紫外線照射を行い、約1時間ほどの手間をかけていたが、システムの導入で作業時間は20~30分に短縮される。また使い捨てだった感染防護服も、殺菌消毒して再利用できるため、新型インフルの流行で防護服が品薄になった際も対応できるという。 昨年9月、消防庁が新東京国際空港など主要空港を管轄する消防機関に配備したのと同じシステム。10月1日現在、全国9消防機関で使われている。同署は高崎市の川上機構(吉池睦社長)から、月約2万5000円で借用する契約だ。 同署の岩崎潔副消防長は「あらゆる感染症の予防に役立つシステム。相次ぐ出動に対応できるし、1着750円の防護服を再利用できるのは大きなメリット」と話し「システムが品薄になる前に、いち早く導入できた」とほっとした表情。 伊勢崎市では他にも、11月までに市内の公私立保育所すべてに加湿器80台を配備し、公共施設に手指消毒器110台を設置するなど、新型インフル対策を強化する方針。 |