急増する新型インフルエンザ患者への対応を適切に行うため、川崎市と川崎市医師会など医療関係５団体は２日、「新型インフルエンザ対策の相互協力に関する覚書」を締結した。会員診療所の診察時間延長や、症状に応じた受け入れ態勢の整備など６項目を積極的に進めることを確認した。市によると、官民が協力して行うこうした覚書は全国的にも珍しいという。

また、総合病院などに発熱患者の受診が集中することで、交通事故や重症患者の救命医療に影響が出ることを懸念し、市民に対し緊急アピールも実施。症状が軽い場合は、夜間・休日救急に行くことを控え、日中に「かかりつけ医」や最寄りの診療所で受診するよう訴えた。

覚書を締結したのは、医師会のほか▽市病院協会▽市歯科医師会▽市薬剤師会▽市看護協会。医師会の高橋章会長は「感染拡大の防止には、かかりつけ医がいかに防波堤になるかが重要。２次、３次救急の病院が機能不全に陥らないよう、診療時間を最大限延長していく」と述べた。

覚書では、休日急患診療所における医師や薬剤師、看護師の増員など態勢の整備や、市民に対し症状に応じて適切な医療機関への受診を呼び掛けることなどを進めることを確認した。

急増する新型インフルエンザ患者への対応を適切に行うため、川崎市と川崎市医師会など医療関係５団体は２日、「新型インフルエンザ対策の相互協力に関する覚書」を締結した。会員診療所の診察時間延長や、症状に応じた受け入れ態勢の整備など６項目を積極的に進めることを確認した。市によると、官民が協力して行うこうした覚書は全国的にも珍しいという。

また、総合病院などに発熱患者の受診が集中することで、交通事故や重症患者の救命医療に影響が出ることを懸念し、市民に対し緊急アピールも実施。症状が軽い場合は、夜間・休日救急に行くことを控え、日中に「かかりつけ医」や最寄りの診療所で受診するよう訴えた。

覚書を締結したのは、医師会のほか▽市病院協会▽市歯科医師会▽市薬剤師会▽市看護協会。医師会の高橋章会長は「感染拡大の防止には、かかりつけ医がいかに防波堤になるかが重要。２次、３次救急の病院が機能不全に陥らないよう、診療時間を最大限延長していく」と述べた。

覚書では、休日急患診療所における医師や薬剤師、看護師の増員など態勢の整備や、市民に対し症状に応じて適切な医療機関への受診を呼び掛けることなどを進めることを確認した。