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インフルエンザ対策 インフルエンザ予防 ニュース

新型インフル感染、子供は要注意、相次ぐインフル脳症

2009年09月03日(木)

新型インフルエンザの患者で「インフルエンザ脳症」を発症する事例が相次いでいる。3日も静岡市の6歳の男児が発症したとの報告が厚生労働省に入り、計15人に上った。死亡率が高いが、発症のメカニズムは不明で、小児であれば持病がなくても発生する可能性がある。専門家も「異常に気付いたら、すぐに小児科医に相談して」と注意を呼びかけている。


厚労省によると、報告のあった静岡市の男児は快方に向かっている。1日にも奈良県や栃木県の男児が脳症を発症したとの報告が入るなど、今月に入ってすでに3例が確認された。これまでにインフルエンザ脳症を発症した患者を年齢別にみると4~9歳の子供に集中。ほかにも12歳や14歳、47歳の患者も出ているが、いずれも命にかかわるような状態ではないという。


一般的にインフルエンザ脳症を発症しやすいのは6歳以下とされる。しかし、これまでの15例を見ると年齢層は比較的高い。厚労省は「まだ感染が低年齢層まで広がっていないためとする専門家が多い」と説明する。


インフルエンザ脳症は季節性でも毎年、100~300人が発症し、15~30%が死亡、25%に後遺症が出る。日本小児科学会は、意識レベルの低下やけいれん、意識障害などの主症状を紹介し、警告している。


発症のメカニズムは未解明の部分が多いが、ウイルスが体内に入った際に、体の免疫が過剰に反応し、脳の血管から水分が漏れ出して脳を圧迫。その結果、意識障害などを発症するとされる。発熱から約1日で発症することが多く、発症直後は特に注意が必要だ。また、一部の解熱剤には脳症を重症化させるものがあるため、家庭にある薬を飲む前に医師に相談することが大切だという。


日本小児科学会の横田俊平会長は「インフルエンザ脳症は薬で防げるものではない。呼びかけに反応しにくいなどの症状があれば、自分で判断せず、すぐに小児科医に相談してほしい」と訴える。

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2009年09月03日(木)

新型インフルエンザの患者で「インフルエンザ脳症」を発症する事例が相次いでいる。3日も静岡市の6歳の男児が発症したとの報告が厚生労働省に入り、計15人に上った。死亡率が高いが、発症のメカニズムは不明で、小児であれば持病がなくても発生する可能性がある。専門家も「異常に気付いたら、すぐに小児科医に相談して」と注意を呼びかけている。


厚労省によると、報告のあった静岡市の男児は快方に向かっている。1日にも奈良県や栃木県の男児が脳症を発症したとの報告が入るなど、今月に入ってすでに3例が確認された。これまでにインフルエンザ脳症を発症した患者を年齢別にみると4~9歳の子供に集中。ほかにも12歳や14歳、47歳の患者も出ているが、いずれも命にかかわるような状態ではないという。


一般的にインフルエンザ脳症を発症しやすいのは6歳以下とされる。しかし、これまでの15例を見ると年齢層は比較的高い。厚労省は「まだ感染が低年齢層まで広がっていないためとする専門家が多い」と説明する。


インフルエンザ脳症は季節性でも毎年、100~300人が発症し、15~30%が死亡、25%に後遺症が出る。日本小児科学会は、意識レベルの低下やけいれん、意識障害などの主症状を紹介し、警告している。


発症のメカニズムは未解明の部分が多いが、ウイルスが体内に入った際に、体の免疫が過剰に反応し、脳の血管から水分が漏れ出して脳を圧迫。その結果、意識障害などを発症するとされる。発熱から約1日で発症することが多く、発症直後は特に注意が必要だ。また、一部の解熱剤には脳症を重症化させるものがあるため、家庭にある薬を飲む前に医師に相談することが大切だという。


日本小児科学会の横田俊平会長は「インフルエンザ脳症は薬で防げるものではない。呼びかけに反応しにくいなどの症状があれば、自分で判断せず、すぐに小児科医に相談してほしい」と訴える。

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