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インフルエンザ対策 インフルエンザ予防 ニュース
新型インフル:東京、兵庫、愛知で死者 死亡者は26人に
2009年10月14日(水) |
東京都は14日、都内在住で幼稚園に通う男児(4)が新型インフルエンザに感染し、急性脳炎を発症して13日に死亡したと発表した。新型インフルエンザによる死亡者で最年少。愛知県清須市の男子高校生(16)と兵庫県西宮市の小学2年の女児(8)も死亡し、死亡者は26人となった。 都によると、男児は4日夜に39.9度の発熱があり、5日に近くの診療所で受診しA型インフルエンザ陽性と判明したため、タミフルを服用。しかし帰宅途中にけいれんが起き、そのまま都内の医療機関に入院した。6日に意識を失い、一時心肺停止になった。新型インフルエンザによる急性脳炎と診断され、その後容体が改善しなかった。基礎疾患はなかったという。 一方、名古屋市によると、清須市の男子高校生は11日に発熱。12日夜、意識障害などがみられたため救急搬送され、インフルエンザ脳症と診断された。生徒は13日未明に呼吸が停止し、14日朝、死亡した。その後の検査で新型インフルエンザ感染が確認された。生徒には気管支ぜんそくの基礎疾患があった。 また西宮市の女児は11日に発熱し、14日昼、新型インフルエンザを原因とする多臓器不全で死亡した。基礎疾患はなかった。 |