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インフルエンザ対策 インフルエンザ予防 ニュース
新型インフル:流行ピーク時も施設面は対応可
2009年09月25日(金) |
厚生労働省は25日、新型インフルエンザの重症患者に対応する医療機関の病床数や人工呼吸器の保有台数、稼働実績などについて、都道府県からの報告結果を公表した。全国的には病床、人工呼吸器ともに余裕があることが判明、「都道府県単位でみれば、流行ピーク時でも施設面だけなら十分、対応可能と思われる」と分析した。 集中治療室(ICU)を含む一般病床などの病床数と9月1~7日の稼働状況を比べ、余裕があるかなどを調べ、調査中の鹿児島県を除き集計した。 同省は国民の2割が感染した場合、流行ピーク時には全国で4万6400人が入院すると想定。今回の結果では、一般病床が約71万5000床で、稼働実績は約57万6000床。約14万床で新たな患者を受け入れることが可能で、想定に比べ余裕があった。また、人工呼吸器は約3万2000台に対し、稼働実績は約1万6000台。入院患者の1割が装着したと仮定しても、ピーク時にも十分、対応可能と分かった。 同省は「市町村などの単位では不足する恐れもあり、医療従事者の確保などの対策を進めてほしい」と話している。 |