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インフルエンザ対策 インフルエンザ予防 ニュース
新型インフルエンザ:県、ピークに備え対策見直し /神奈川
2009年09月09日(水) |
◇厚労省予想、今月下旬~10月上旬 ◇福祉施設向けに説明会8回/妊婦など重症化予防も強化 新型インフルエンザの感染拡大に備え、県は8日、県庁で危機管理対策本部会議(本部長・松沢成文知事)を開き、対処方針を見直した。患者の急増が予測される秋冬季に向け、うがいや手洗いなど日常的な感染予防策を改めて徹底するとともに、糖尿病などの持病のある人や妊婦ら重症化しやすい人に対する啓発活動の強化を図る。 県は9月中、高齢者をはじめ重症化しやすい人が多く利用する社会福祉施設向けの説明会を8回にわたり開催する予定。対処方針では、社会福祉施設や学校の臨時休業は設置者の判断を基本としながらも、必要に応じて県が要請することも盛り込んだ。 県内の定点医療機関338カ所からのインフルエンザ感染報告は8月10~16日に計431人に上った。1機関当たり1・66で、流行と判断される「1以上」に達した。同24~30日も計747人、1機関当たり2・35で流行が収まる気配はなく、患者の約4分の3を20歳未満が占めた。厚生労働省は新型インフルエンザの流行が今月下旬~10月上旬にピークを迎えると予測している。 県教育委員会は新学期を控えた8月21日、県立学校に対し、インフルエンザによる学級閉鎖について1クラス当たり10%程度の患者発生を基準とするよう通知した。季節性インフルエンザでは20%程度としていたため、基準を厳しくした。 県教委と県による7~8日現在のまとめでは、県内の公立校で休校はないが、学年閉鎖が▽小学校9校▽中学校3校▽高校1校。学級閉鎖は▽小学校37校▽中学校8校▽高校4校。私立校は7日現在、幼稚園2園が休園し、学年閉鎖が中学校4校、学級閉鎖が▽幼稚園3園▽中学校2校▽中等教育学校1校▽高校4校--に上っている。 |