[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
インフルエンザ対策 インフルエンザ予防 ニュース
新型インフル 企業63%が「対策」 まず資材…継続計画不十分
2009年09月10日(木) |
三井住友海上火災保険グループのインターリスク総研は9日、国内上場企業の新型インフルエンザ対策実態調査を発表した。それによると、マスクの備蓄や事業継続計画の策定など対策を講じている企業は8月現在で63.1%となり、2月調査の30.0%から大きく増えた。計画を策定中だったり、対応予定の企業を含めると90.6%となり、世界的な流行が予想される中、企業が新型インフル対策を急いでいることが浮き彫りになった。 具体的な対策については、マスクや消毒液など「衛生資材の備蓄」(95.3%)や「社員への啓発」(91.1%)が目立った。ただ、強毒型の新型インフルエンザで社員の40%が欠勤したケースなどを想定した事業継続計画を策定した企業は38.1%にとどまった。 一方、今回の新型インフルエンザの流行で実施した取り組みは「手指洗浄、消毒」(87.7%)が最多で、「発熱時の出社禁止」(75.8%)が続いた。従業員の感染予防などで苦労した点については、「マスク・消毒液の確保」(77.5%)が最も多かった。 同総研では「事業継続計画の策定はまだ不十分。中堅・中小企業の対策も進んでいない」と指摘している。調査では7~8月に国内の上場企業全3807社に質問用紙を郵送、20.3%にあたる772社から回答があった。 |