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インフルエンザ対策 インフルエンザ予防 ニュース
流行中のインフル「新型ばかり」=政府専門委員長が指摘-時事通信セミナー
2009年09月10日(木) |
新型インフルエンザの最新の状況や対策に関する自治体関係者向けの緊急セミナー(時事通信社主催)が10日、約1400人が参加して都内で開かれた。政府対策本部の専門家諮問委員長を務める尾身茂自治医科大教授は講演で、「(現在流行している)インフルエンザは新型ばかり」と指摘。その上で「妊婦ら重症化しやすい患者には直ちに(タミフル投与などの)治療を始めるべきだ」と述べた。 尾身教授は、国内で最近検出されたインフルエンザウイルスのうち、新型がほとんどを占めるとして、「若者や妊婦、(糖尿病など)基礎疾患を持つ人の重症化を防ぐのが今後の対策の目標」と強調。10月にも始まるワクチン接種の効果については、「感染を100%防ぐものではないが、重症化リスクを減らせる」と解説した。 続いて講演した鈴木宏新潟大大学院教授は、自宅で症状の程度をチェックできるリストを住民らに配布し、軽症者と重症者とで対応する医療機関を分ける手法を提唱。学校で患者が発生した場合については、「学級閉鎖を中心とする季節性と同様の対応で良いのではないか」などと述べた。 |