新型インフルエンザに感染した兵庫県たつの市の女性（３８）を姫路市内の病院に搬送中、救急車が突然の故障でエンジンが停止し、約２０分到着が遅れていたことが１１日、分かった。女性は病院で死亡が確認され、国内で７人目の死者となった。たつの市消防本部では救急隊が女性宅に到着したとき、女性はすでに心停止状態で、「（救急車の故障が）生死に影響はなかった」としている。

同消防本部によると、８月２９日午前２時すぎ、「呼吸がない」との１１９番通報で救急車が出動。女性宅に到着した際に心停止状態で、隣接の姫路市内の病院に向かったが、間もなくエンジンが停止したという。すぐに別の救急車で女性を乗せ換え約２０分遅れて病院に到着したが、女性は同４時すぎ、死亡が確認された。

救急車は平成１１年製で約１２万４千キロを走行。今年１月に車検を受けていた。故障の原因はエンジンに冷却水を送るホースの接続部分が破損したらしい。

坂本幸夫消防長は「突発的な故障だった。今後は朝夕２回の整備点検を義務づけ、再発防止に努めたい」と話している。

新型インフルエンザに感染した兵庫県たつの市の女性（３８）を姫路市内の病院に搬送中、救急車が突然の故障でエンジンが停止し、約２０分到着が遅れていたことが１１日、分かった。女性は病院で死亡が確認され、国内で７人目の死者となった。たつの市消防本部では救急隊が女性宅に到着したとき、女性はすでに心停止状態で、「（救急車の故障が）生死に影響はなかった」としている。

同消防本部によると、８月２９日午前２時すぎ、「呼吸がない」との１１９番通報で救急車が出動。女性宅に到着した際に心停止状態で、隣接の姫路市内の病院に向かったが、間もなくエンジンが停止したという。すぐに別の救急車で女性を乗せ換え約２０分遅れて病院に到着したが、女性は同４時すぎ、死亡が確認された。

救急車は平成１１年製で約１２万４千キロを走行。今年１月に車検を受けていた。故障の原因はエンジンに冷却水を送るホースの接続部分が破損したらしい。

坂本幸夫消防長は「突発的な故障だった。今後は朝夕２回の整備点検を義務づけ、再発防止に努めたい」と話している。