新型インフルエンザの流行拡大が懸念される中、県健康増進課は１８日、県内のワクチン優先接種対象者が推計で約１１万７２００人になるとの見通しを明らかにした。国の推計から人口比で算出したもので、ワクチン接種事業に関する市町村向け説明会で示した。

各市町村、保健所の担当者ら約５０人が出席した説明会では、８日に厚生労働省が開いた担当者会議について県が報告。予防接種は死亡者、重症者を減らすことを目的に、医療従事者▽妊婦▽ぜんそくなどの基礎疾患がある患者▽乳幼児▽１歳未満の乳児の両親－－らに優先して実施される見込み。

１０月下旬にはワクチンが出荷されるため、県は各市町村に、９月末をめどに接種を行う医療機関の確保など準備を進めるよう依頼。対象者数も国が今後示す詳細に基づき集計する予定で、担当者らに協力を求めた。

ある町の担当者は「対象者や医療機関を把握する必要がある。できることから進めないと」と話していた。

新型インフルエンザの流行拡大が懸念される中、県健康増進課は１８日、県内のワクチン優先接種対象者が推計で約１１万７２００人になるとの見通しを明らかにした。国の推計から人口比で算出したもので、ワクチン接種事業に関する市町村向け説明会で示した。

各市町村、保健所の担当者ら約５０人が出席した説明会では、８日に厚生労働省が開いた担当者会議について県が報告。予防接種は死亡者、重症者を減らすことを目的に、医療従事者▽妊婦▽ぜんそくなどの基礎疾患がある患者▽乳幼児▽１歳未満の乳児の両親－－らに優先して実施される見込み。

１０月下旬にはワクチンが出荷されるため、県は各市町村に、９月末をめどに接種を行う医療機関の確保など準備を進めるよう依頼。対象者数も国が今後示す詳細に基づき集計する予定で、担当者らに協力を求めた。

ある町の担当者は「対象者や医療機関を把握する必要がある。できることから進めないと」と話していた。