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インフルエンザ対策 インフルエンザ予防 ニュース
新型インフルエンザ:県が新行動計画公表 致死率の低い型に対応 /群馬
2009年10月08日(木) |
県は7日、新型インフルエンザ対策の新たな行動計画と医療対応マニュアルを公表した。強毒性とされるH5N1型を想定した新型インフルエンザの行動計画をすでに策定していたが、新たな行動計画やマニュアルは、現在、流行中の致死率が比較的低い、H1N1型に対応している。 強毒性のH5N1型を想定した計画やマニュアルでは、感染力は強いが症状は比較的軽微なH1N1型には適さない点もあった。大澤正明知事も従来計画の改定が必要との認識を示し、策定を進めてきた。 新たな行動計画は、(1)患者の大規模な増加をできるだけ抑制、緩和することにより、県民の生活や経済活動の停滞、医療供給への影響を最小限にとどめる(2)基礎疾患を持つ人などを守り、重症患者に適切な医療を提供する--の2点を目標に掲げた。バランスのとれた戦略にするために従来の計画から、大幅に措置を緩和している。 医療対応マニュアルは、従来は感染症指定医療機関で行うことにしていた診療を、一般の医療機関での診療を原則にした。感染拡大期には、患者の全数把握を中止するなど、今回のH1N1型の新型インフルエンザへの対応を取り入れた。 ただ、H1N1型も変異する可能性があり、県は「ウイルスが変異した場合は、対応方針の見直しを行い、行動計画を修正する」としている。 |