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インフルエンザ対策 インフルエンザ予防 ニュース
インフル定点当たり、新型発生後初の「10」台
2009年10月16日(金) |
10月5-11日のインフルエンザ定点医療機関の1定点当たりの報告数が「12.92」(前週「6.40」)となり、新型インフルエンザ発生後初めて「10」を超えたことが、国立感染症研究所感染症情報センターの集計で分かった。都道府県別では、北海道が「38.96」で最も多く、前週の「16.99」の2倍以上だった。また、8月17-23日の週をピークに減少していた沖縄は、前週の「10.47」から「19.48」と増加に転じた。沖縄の増加について、厚生労働省健康局結核感染症課の中嶋建介・感染症情報管理室長は16日の記者会見で、「季節性ならば、このまま下がってシーズンが終わる。新型インフルエンザの(流行の)予測が難しいことの表れだ」と述べ、引き続き警戒が必要だとの考えを改めて強調した。 1週間で全国の医療機関(定点以外を含む)を受診した患者数は、推計で約64万人(前週約33万人)。ただ、東京都、京都市、兵庫県(神戸市以外)に関してデータ修正が行われたことから、中嶋室長は「64万人以上」としている。患者を年齢別に見ると、5-14歳が約39万人に上り、中嶋室長は「他の年代はさほど増加していないが、この年代が引っ張っている限り流行は続く」との認識を示した。 都道府県別で「10」を超えたのは、北海道(38.96)、愛知(23.52)、福岡(23.48)、神奈川(21.63)、沖縄(19.48)、東京(18.98)、大阪(16.96)、埼玉(16.89)、兵庫(16.54)、千葉(15.79)、秋田(10.49)の11都道府県=表=。警報レベルを超えたのは47保健所(北海道14、神奈川9、愛知8、福岡7、大阪4、東京2、沖縄2、埼玉1)、注意報レベルを超えたのは174保健所(29都道府県)で、いずれも前週の7保健所、89保健所から大幅に増加した。中嶋室長は「今後、大都市から他の地域に流行が及ぶことが想定される」としている。 |