中国でも多くの地域で9月1日に新学期（新学年）が始まった。中央政府や各地の当局は、夏休み明けの新型インフルエンザ集団感染を防止しようと、懸命だ。

中国では米国や欧州などと同様、9月は新学年の始まりだ。ただし、8月下旬に夏休み明けとなった学校があり、新型インフルエンザが大量発生例も報告された。

河南省洛陽市の新安県第三高級中学（日本の高等学校に相当）では、8月28日に生徒らの間でＨ1Ｎ1型新型インフルエンザが発生。9月1日までに80人の感染が確認された。同県では感染拡大防止のため、その他の学校で夏休みを延長した。甘粛省蘭州市でも8月末までに、学校での新型インフルエンザ大量感染が確認された例があるという。

中央政府の教育部は8月31日、各地の教育・保育機関に対し、各地方政府の指導のもとに新型インフルエンザ感染に対する対応策を準備するよう求めた。

北京市当局は8月24日から、市内の小中学生に対し、体温測定をするように求めた。9月1日の新学年開始時から、体温が37．5度以上の場合には通学禁止とする。学習の遅れを心配する家庭も多いので、自宅待機生徒に対して学校側はインターネット利用の授業を行う。

中国でも多くの地域で9月1日に新学期（新学年）が始まった。中央政府や各地の当局は、夏休み明けの新型インフルエンザ集団感染を防止しようと、懸命だ。

中国では米国や欧州などと同様、9月は新学年の始まりだ。ただし、8月下旬に夏休み明けとなった学校があり、新型インフルエンザが大量発生例も報告された。

河南省洛陽市の新安県第三高級中学（日本の高等学校に相当）では、8月28日に生徒らの間でＨ1Ｎ1型新型インフルエンザが発生。9月1日までに80人の感染が確認された。同県では感染拡大防止のため、その他の学校で夏休みを延長した。甘粛省蘭州市でも8月末までに、学校での新型インフルエンザ大量感染が確認された例があるという。

中央政府の教育部は8月31日、各地の教育・保育機関に対し、各地方政府の指導のもとに新型インフルエンザ感染に対する対応策を準備するよう求めた。

北京市当局は8月24日から、市内の小中学生に対し、体温測定をするように求めた。9月1日の新学年開始時から、体温が37．5度以上の場合には通学禁止とする。学習の遅れを心配する家庭も多いので、自宅待機生徒に対して学校側はインターネット利用の授業を行う。