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インフルエンザ対策 インフルエンザ予防 ニュース

新型インフルに妊婦さんびくびく 募る重症化の不安

2009年09月07日(月)

新型インフルエンザの流行が東北でも本格化する中、症状が重くなりやすい妊婦の感染防止が一つの課題になっている。感染が疑われる妊婦の診療に備え、医療機関側は隔離して診察する態勢を整えたり、病院間の連携を協議したりしている。産婦人科医の団体も感染時の適切な受診方法を啓発しているが、十分に周知されているとは言えず、不安を訴える妊婦も少なくない。


宮城県名取市の主婦(24)は10月に出産の予定。初めてのお産に加え、新型インフルエンザの感染拡大が気掛かりだ。「人込みの中に出掛ける時は特に心配。産婦人科を訪れる時も必ずマスクを着け、手洗い、うがいをしている」と自己防衛に余念がない。


宮城県北のある産婦人科医は最近、新型インフルエンザに関する相談を頻繁に受ける。「妊婦の多くが『感染したらどうしよう』とびくびくしている」と証言する。別の医師は不妊治療中の患者から「今の時期に妊娠しても大丈夫か」と相談されたという。


免疫機能が低下する妊婦は、インフルエンザに感染すると肺炎などを併発し、重症化しやすいとされる。


日本産科婦人科学会(日産婦)は、インフルエンザの兆候がある場合、かかりつけ医に電話で判断を仰いだ上で、産婦人科ではなく一般医療機関を受診するよう呼び掛けている。ほかの妊婦への感染を防ぐためだが、現状では情報が行き渡っていない。


宮城県は3日、産科の新型インフルエンザ対策を検討する医療関係者の会合を開催。お産を扱う12病院が重症者を受け入れ、うち4病院は人工呼吸器の使用が必要な患者を引き受けることを決めた。医師側からは「(日産婦が示す)受診方法を妊婦に広報してほしい」と要望が出された。


急激な感染拡大に、医療現場は態勢づくりも急いでいる。年間1000件以上のお産を扱う東北公済病院(仙台市青葉区)はインフルエンザの妊婦を別室で診察できるようにした。専用の病床も用意し、産婦人科の上原茂樹部長は「多くの患者が出ると想定し、内科と協力して万全の態勢で臨みたい」と語る。


救急や高リスクのお産に対応する総合周産期母子医療センターに指定されている仙台赤十字病院(太白区)は専用の病床確保に頭を痛める。産婦人科の谷川原真吾部長は「普段でも日々、重症の妊婦が運ばれ、病床に限界がある。どこまで受け入れられるか」と対応策を練っている。


◎早期の治療、リスク軽減/東北大病院周産母子センター・千坂泰講師


新型インフルエンザで重症化の恐れのある妊婦はいかに予防し、感染した場合はどう対応すればいいのか。東北大病院周産母子センターで妊婦の新型インフルエンザ対策を担当する千坂泰講師に聞いた。


妊娠すると免疫機能が低下するほか、おなかが大きくなることで呼吸器や循環器が圧迫されて負担が掛かり、重症化のリスクが高まる。ただ、早めに治療を受ければ重症化は抑えられる。血液や母乳を通じて赤ちゃんに感染することもない。過剰に心配することなく、手洗い、うがいなどを心掛け、落ち着いて過ごしてほしい。


発熱やせきなどの症状が出たら、まずはかかりつけ医に電話し、相談した上で受診を。いきなり医療機関に行くと、ほかの妊婦にうつしてしまう恐れがある。できる限り早めに受診し、すぐにタミフルなど抗ウイルス薬を処方してもらうことが肝心だ。


一般的な感覚として、妊娠中に薬をのんで胎児に影響がないかどうかを心配する人は多い。新型インフルエンザでは、服用せずに高熱が続いたままにしている方が、胎児にとってよくない。日本産科婦人科学会はタミフルについて「治療上の有益性がある」と判断し、早期服用を勧めている。


妊娠初期に高熱が続くと、赤ちゃんの神経系に影響が出る恐れがあり、後期でも高熱の影響でおなかが張って陣痛が早まり、早産となる可能性が指摘されている。服用は早いほど効果的。発症から48時間以内が望ましい。米国で死亡した妊婦はいずれも、服用が発症から6日目以降と報告されている。


感染を防ぐため、人が多い場所で過ごす場合や、家族が感染した際は、必ずマスクを着用するように。予防接種が始まったら、きちんと説明を受けた上で積極的に受けてほしい。基本的に、胎児へのワクチンの影響は小さいと考えている。

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インフルエンザ対策 インフルエンザ予防 ニュース

新型インフルに妊婦さんびくびく 募る重症化の不安

2009年09月07日(月)

新型インフルエンザの流行が東北でも本格化する中、症状が重くなりやすい妊婦の感染防止が一つの課題になっている。感染が疑われる妊婦の診療に備え、医療機関側は隔離して診察する態勢を整えたり、病院間の連携を協議したりしている。産婦人科医の団体も感染時の適切な受診方法を啓発しているが、十分に周知されているとは言えず、不安を訴える妊婦も少なくない。


宮城県名取市の主婦(24)は10月に出産の予定。初めてのお産に加え、新型インフルエンザの感染拡大が気掛かりだ。「人込みの中に出掛ける時は特に心配。産婦人科を訪れる時も必ずマスクを着け、手洗い、うがいをしている」と自己防衛に余念がない。


宮城県北のある産婦人科医は最近、新型インフルエンザに関する相談を頻繁に受ける。「妊婦の多くが『感染したらどうしよう』とびくびくしている」と証言する。別の医師は不妊治療中の患者から「今の時期に妊娠しても大丈夫か」と相談されたという。


免疫機能が低下する妊婦は、インフルエンザに感染すると肺炎などを併発し、重症化しやすいとされる。


日本産科婦人科学会(日産婦)は、インフルエンザの兆候がある場合、かかりつけ医に電話で判断を仰いだ上で、産婦人科ではなく一般医療機関を受診するよう呼び掛けている。ほかの妊婦への感染を防ぐためだが、現状では情報が行き渡っていない。


宮城県は3日、産科の新型インフルエンザ対策を検討する医療関係者の会合を開催。お産を扱う12病院が重症者を受け入れ、うち4病院は人工呼吸器の使用が必要な患者を引き受けることを決めた。医師側からは「(日産婦が示す)受診方法を妊婦に広報してほしい」と要望が出された。


急激な感染拡大に、医療現場は態勢づくりも急いでいる。年間1000件以上のお産を扱う東北公済病院(仙台市青葉区)はインフルエンザの妊婦を別室で診察できるようにした。専用の病床も用意し、産婦人科の上原茂樹部長は「多くの患者が出ると想定し、内科と協力して万全の態勢で臨みたい」と語る。


救急や高リスクのお産に対応する総合周産期母子医療センターに指定されている仙台赤十字病院(太白区)は専用の病床確保に頭を痛める。産婦人科の谷川原真吾部長は「普段でも日々、重症の妊婦が運ばれ、病床に限界がある。どこまで受け入れられるか」と対応策を練っている。


◎早期の治療、リスク軽減/東北大病院周産母子センター・千坂泰講師


新型インフルエンザで重症化の恐れのある妊婦はいかに予防し、感染した場合はどう対応すればいいのか。東北大病院周産母子センターで妊婦の新型インフルエンザ対策を担当する千坂泰講師に聞いた。


妊娠すると免疫機能が低下するほか、おなかが大きくなることで呼吸器や循環器が圧迫されて負担が掛かり、重症化のリスクが高まる。ただ、早めに治療を受ければ重症化は抑えられる。血液や母乳を通じて赤ちゃんに感染することもない。過剰に心配することなく、手洗い、うがいなどを心掛け、落ち着いて過ごしてほしい。


発熱やせきなどの症状が出たら、まずはかかりつけ医に電話し、相談した上で受診を。いきなり医療機関に行くと、ほかの妊婦にうつしてしまう恐れがある。できる限り早めに受診し、すぐにタミフルなど抗ウイルス薬を処方してもらうことが肝心だ。


一般的な感覚として、妊娠中に薬をのんで胎児に影響がないかどうかを心配する人は多い。新型インフルエンザでは、服用せずに高熱が続いたままにしている方が、胎児にとってよくない。日本産科婦人科学会はタミフルについて「治療上の有益性がある」と判断し、早期服用を勧めている。


妊娠初期に高熱が続くと、赤ちゃんの神経系に影響が出る恐れがあり、後期でも高熱の影響でおなかが張って陣痛が早まり、早産となる可能性が指摘されている。服用は早いほど効果的。発症から48時間以内が望ましい。米国で死亡した妊婦はいずれも、服用が発症から6日目以降と報告されている。


感染を防ぐため、人が多い場所で過ごす場合や、家族が感染した際は、必ずマスクを着用するように。予防接種が始まったら、きちんと説明を受けた上で積極的に受けてほしい。基本的に、胎児へのワクチンの影響は小さいと考えている。

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