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インフルエンザ対策 インフルエンザ予防 ニュース
新型インフル対策 栃木の企業の8割が着手 最重点は感染防止
2009年09月11日(金) |
新型インフルエンザの感染拡大をめぐり、栃木県内の企業の8割が何らかの対策を講じていることが10日、県経済同友会のアンケートで分かった。重点を置いている対策は感染防止策が6割と最も多く、多くの企業が冷静に先手を打っている実態が浮かんだ。同会によると、新型インフルエンザの企業調査は県内初で、全国でも数少ないという。 調査は新型インフルエンザが企業活動と地域経済に及ぼす影響を調べるため、6月24日~7月3日、同会の会員企業187社を対象に行い、86社から回答があった(回答率45・9%)。 その結果、何らかの対策を実施しているのは全体の83%に上り、企業の意識の高さがうかがわれた。業種別では、金融保険業、教育学習支援業、医療福祉、電気・ガス・熱供給・水道業などで実施率が100%。製造業は84%、卸売小売業が82%、宿泊飲食サービス業が75%。一方で、学術研究・専門・技術サービス業は25%にとどまった。 従業員数別では、千人以上の規模の企業は100%だったが、100人以上300人未満が81%、50人以上100人未満が77%、50人未満が60%と、小規模になるにつれ低率になった。 実施対策で重点を置いているのは、感染防止対策が62%と最も多く、次いで備蓄品の確保が15%、各対策の周知徹底が6%、マニュアルなどの整備と情報収集・発信が共に4%-と続いた。 新型インフルエンザの対応マニュアルやBCP(事業継続計画)、感染予防の社内通知などを作成しているか-との質問には、76%の企業が作っていると回答。内訳は対策マニュアル関連が44%、感染予防などの社内通知・掲示が41%だった。また、新型インフルエンザ発生後の5月以降に作成したという企業が61%に上った。 |