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インフルエンザ対策 インフルエンザ予防 ニュース

新型インフル:抗がん剤治療中の患者にもリスク

2009年09月18日(金)

新型インフルエンザで重症化するリスクが高いとして、妊婦や透析患者、小児への対策が注目されている中、抗がん剤で治療中のがん患者にもリスクがあることの周知不足を懸念する声が医療関係者から上がっている。発熱を抗がん剤の副作用と間違え、治療が遅れる恐れもあるという。専門家は「がん患者も担当医と相談の上、積極的なワクチン接種を」と呼びかけている。


静岡県立静岡がんセンターの山口建総長によると、抗がん剤の多くには白血球の数を一時的に減らす副作用がある。白血球が減ると免疫力が低下し、インフルエンザに感染すると、急速に症状が悪化する恐れがある。肺がんや肺転移で呼吸機能が低下している場合は、抗がん剤を使用していなくてもインフルエンザが重症化する危険性があるという。


がんの患者数に関する厚生労働省研究班の研究などから、重症化の恐れがある患者は「全国で数十万人は下らない」(山口総長)とみられる。しかし、抗がん剤で治療中の患者に感染症の危険性が十分説明されていないケースもあるという。


厚労省が公表したワクチン接種の実施案では、抗がん剤使用などで「免疫抑制状態」にあるがん患者は優先接種の対象になっている。


静岡がんセンター感染症科の大曲貴夫(のりお)部長は「免疫や呼吸機能が低下したがん患者は、ワクチンで重症化のリスクを減らせる可能性があるため、積極的に受けるべきだ。感染した恐れがある場合は、すぐに抗インフルエンザ薬を投与してほしい。近くにいる家族も手洗いを徹底し、人込みを避けるなどして感染に注意を」と呼びかけている。

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新型インフル:抗がん剤治療中の患者にもリスク

2009年09月18日(金)

新型インフルエンザで重症化するリスクが高いとして、妊婦や透析患者、小児への対策が注目されている中、抗がん剤で治療中のがん患者にもリスクがあることの周知不足を懸念する声が医療関係者から上がっている。発熱を抗がん剤の副作用と間違え、治療が遅れる恐れもあるという。専門家は「がん患者も担当医と相談の上、積極的なワクチン接種を」と呼びかけている。


静岡県立静岡がんセンターの山口建総長によると、抗がん剤の多くには白血球の数を一時的に減らす副作用がある。白血球が減ると免疫力が低下し、インフルエンザに感染すると、急速に症状が悪化する恐れがある。肺がんや肺転移で呼吸機能が低下している場合は、抗がん剤を使用していなくてもインフルエンザが重症化する危険性があるという。


がんの患者数に関する厚生労働省研究班の研究などから、重症化の恐れがある患者は「全国で数十万人は下らない」(山口総長)とみられる。しかし、抗がん剤で治療中の患者に感染症の危険性が十分説明されていないケースもあるという。


厚労省が公表したワクチン接種の実施案では、抗がん剤使用などで「免疫抑制状態」にあるがん患者は優先接種の対象になっている。


静岡がんセンター感染症科の大曲貴夫(のりお)部長は「免疫や呼吸機能が低下したがん患者は、ワクチンで重症化のリスクを減らせる可能性があるため、積極的に受けるべきだ。感染した恐れがある場合は、すぐに抗インフルエンザ薬を投与してほしい。近くにいる家族も手洗いを徹底し、人込みを避けるなどして感染に注意を」と呼びかけている。

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