忍者ブログ
楽天安心支払サービスがご利用できるようになりました
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

インフルエンザ対策 インフルエンザ予防 ニュース

新型インフルエンザ:ワクチン準備、重症化の設備…県、冬へ流行拡大注意 /鳥取

2009年10月09日(金)

◇県内集団感染76件


新型インフルエンザが大流行の兆しを見せている。県内の集団感染も80件に迫っている。県は、冬にかけて本格的な流行が到来すると想定。ワクチン接種の準備や、重症化に備えた設備整備に追われている。


◆感染の状況


県対策本部によると、7日時点の県内の集団感染は、小学校21件▽高校17件▽中学校9件▽社会福祉施設8件▽幼稚園5件など76件に上った。


県衛生環境研究所などによると、県内の29定点医療機関のインフルエンザ患者報告数は、8月17~23日の1週間に1施設当たり1・59。流行水準の「1」を超えた。小中学校などで夏休みが明けた8月31日~9月6日には2・03に上昇。県は大半が新型インフルエンザとみている。


その後、9月7~13日1・69▽14~20日0・97▽21~27日1・17▽28日~10月4日0・93と推移。全国平均の6・40(9月28日~10月4日)を大きく下回ってはいるが、県は今後、流行が拡大するとみている。


◆大流行対策


県は、新型インフルエンザの外来受診を名乗り出た約190医療機関を「外来協力医療機関」とし、県のホームページに掲載してきた。診療はこうした医療機関を中心に行われてきたが、流行拡大を見越し、9日からは原則としてインフルエンザの診療を行っているすべての医療機関で診療する。


また、患者が増えて既存の病院や診療所で対応しきれなくなった場合に備え、プレハブなどの仮設診療施設を5カ所に整備する予定だ。


不安材料は尽きない。県に検査キットの備蓄はなく、医療機関に「不足が生じないように」と依頼するにとどまっている。検査キットがないと、ただの風邪かインフルエンザかの判別が困難。県は国に供給不足にならないよう要望している。


◆ワクチン


国は10月から12月にかけて数回にわたって国産ワクチンを販売業者から受領する予定。県健康政策課によると、県の配分は1回目は3500人分、2回目は4000人分となる見込み。


国は接種の優先順位を、患者の診療に当たる医療従事者▽妊婦▽慢性呼吸器疾患などの基礎疾患がある人▽1歳から小学3年生までの児童--と定めている。医療従事者は10月19日の週、妊婦は11月にも接種が始まる予定。


県はワクチン接種ができる医療機関の確認を急いでいる。今後、医療機関へのワクチンの配分を調整しなければならない。


◆重症化対策


県によると、入院を受け入れるとしている医療機関は15機関で約300床。人工呼吸器は計約200台だが、6月補正予算でさらに24台増やした。9月補正予算でも移動式人工透析機や陰圧室整備などの予算を計上した。

PR
まとめて注文すると送料・手数料がお得
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

インフルエンザ対策 インフルエンザ予防 ニュース

新型インフルエンザ:ワクチン準備、重症化の設備…県、冬へ流行拡大注意 /鳥取

2009年10月09日(金)

◇県内集団感染76件


新型インフルエンザが大流行の兆しを見せている。県内の集団感染も80件に迫っている。県は、冬にかけて本格的な流行が到来すると想定。ワクチン接種の準備や、重症化に備えた設備整備に追われている。


◆感染の状況


県対策本部によると、7日時点の県内の集団感染は、小学校21件▽高校17件▽中学校9件▽社会福祉施設8件▽幼稚園5件など76件に上った。


県衛生環境研究所などによると、県内の29定点医療機関のインフルエンザ患者報告数は、8月17~23日の1週間に1施設当たり1・59。流行水準の「1」を超えた。小中学校などで夏休みが明けた8月31日~9月6日には2・03に上昇。県は大半が新型インフルエンザとみている。


その後、9月7~13日1・69▽14~20日0・97▽21~27日1・17▽28日~10月4日0・93と推移。全国平均の6・40(9月28日~10月4日)を大きく下回ってはいるが、県は今後、流行が拡大するとみている。


◆大流行対策


県は、新型インフルエンザの外来受診を名乗り出た約190医療機関を「外来協力医療機関」とし、県のホームページに掲載してきた。診療はこうした医療機関を中心に行われてきたが、流行拡大を見越し、9日からは原則としてインフルエンザの診療を行っているすべての医療機関で診療する。


また、患者が増えて既存の病院や診療所で対応しきれなくなった場合に備え、プレハブなどの仮設診療施設を5カ所に整備する予定だ。


不安材料は尽きない。県に検査キットの備蓄はなく、医療機関に「不足が生じないように」と依頼するにとどまっている。検査キットがないと、ただの風邪かインフルエンザかの判別が困難。県は国に供給不足にならないよう要望している。


◆ワクチン


国は10月から12月にかけて数回にわたって国産ワクチンを販売業者から受領する予定。県健康政策課によると、県の配分は1回目は3500人分、2回目は4000人分となる見込み。


国は接種の優先順位を、患者の診療に当たる医療従事者▽妊婦▽慢性呼吸器疾患などの基礎疾患がある人▽1歳から小学3年生までの児童--と定めている。医療従事者は10月19日の週、妊婦は11月にも接種が始まる予定。


県はワクチン接種ができる医療機関の確認を急いでいる。今後、医療機関へのワクチンの配分を調整しなければならない。


◆重症化対策


県によると、入院を受け入れるとしている医療機関は15機関で約300床。人工呼吸器は計約200台だが、6月補正予算でさらに24台増やした。9月補正予算でも移動式人工透析機や陰圧室整備などの予算を計上した。

PR
まとめて注文すると送料・手数料がお得
▲HOMEへ
▲TOPへ
▲HOMEへ